答案をスキャンすることで採点を効率化し、成績業務にかかる工数を削減できる「デジタル採点システム」。このサイトでは、設問ごとに解答用紙のスキャン結果を整理し、自動で正誤を認識してくれる自動採点システムの中で、実際に使って試せる「お試し期間」があり、「生徒の弱点対策テストの作成」ができる優れモノのデジタル採点システムを紹介しています!
公開日: |更新日:
業者名 | 百問繚乱 |
EdLog クリップ 採点支援 システム |
採点ナビ |
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導入前の お試し |
無料 | 有料 | 無料 |
料金 | 99,000円~ | 要問合せ | 要問合せ |
システム環境 | クラウド型/ オンプレ型 |
インストール型 | インストール型 |
弱点対策 テスト作成 |
自動 | 手動 | 手動 |
公式サイト |
・お試し期間:無料有料に関わらず、導入前にトライアル期間があるかどうかを解説しています。
・弱点対策テスト作成:採点結果から、生徒のニガテを克服するための対策テストを作成できる機能の有無。データベースをもとに自動的に問題作成をしてくれるものもあります。
※導入前のお試し期間があり、採点結果の分析や弱点補強問題を作成できる機能を持ったシステムを選定しています(2020年10月2日調査時点)。
※各機能は追加オプションであり、基本料金には含まれていない場合もございます。
A.デジタル採点システムとは、答案用紙をスキャニングし、画像データ化したものをパソコン上で採点する仕組みです。
先生が一枚づつ答案用紙に採点していく従来の方法に比べて、作業負担を大幅に軽減することができます。
採点結果はデータとして残っているため、得点の集計や成績管理など採点作業後の事務作業も効率的に行うことができます。
A.以前の採点システムは、スキャンをするために専用の回答用紙やペンツールなどを使う必要がありました。いま販売されているほとんどの採点システムでは、先生が作っているいつもの回答用紙をスキャンできます。
高性能なものになると、間違って斜めになったり、上下を逆にスキャンしてしまっても、自動で補正してくれます。
A.現状の採点システムは、設問の枠を設定し、スキャンした答案を問題ごとに切り分けて並べ、効率的に採点ができるようにするツールです。一から十まですべて自動でやってくれるようなものではありませんが、確実に採点業務の効率化を図れるものになっています。
最近では、簡単な選択問題であれば模範解答に合わせて自動で採点してくれるようなシステムも出てきています。
A.ただ採点業務を効率化できるだけでなく、点数データを集約・分析して成績業務に生かすことができます。
生徒の弱点を対策する問題を作成できたり、ほかの校務支援システムと連携してデータを利用できたり、さまざまな便利機能が搭載されています。
導入前の お試し |
料金 | 弱点対策 テスト作成 |
自動採点 |
無料 | 99,000円~ | 自動 | 〇 |
ブラウザ上で手間のかかるマスタの登録などはしなくていいのでとても簡単にできます。AIが認識して作業を進めていくので、その設定が最初に必要ですが、3分で設定することができます。
自動でクラス全員分の同じ設問が一度に表示され、一斉に採点できるため、従来よりも採点スピードが速くなります。紙の答案用紙ではできない、同じ設問同士の並び替えなども簡単にできるので採点効率もアップします。
AIが解答用紙の設問の枠を勝手に認識してくれるので、読み取った紙の用紙にマウスを使って枠を設定したりすることは不要です。マークシートも採点する箇所を設定するだけで全部まとめて枠を設定できるので便利です。
また、スキャンを上下逆に読み取ったり、少し斜めにスキャンしてしまったとしても、AIが模範解答を登録しておいたことを認識して、自動的にその解答用紙と同じ向きに修正してくれます。
マークシートだけではなく、手作りの答案用紙であっても同じように自動で修正してくれるので、これまで使用してきたテストの形式はそのまま継続できます。
採点後に合計得点の計算をひとりずつ出していたのがこれまでの採点の仕方。しかし、デジタル採点を使えば、合計点数も自動的に計算してくれます。手動で行っていた時間が嘘のように、一瞬にして点数が表示されますので、大幅に時間短縮ができます。
デジタル採点といっても、これまで通りにペーパーの解答用紙をそのままAIが読み取るものを採点するので、方法を変えることも要りません。百問繚乱はデジタル採点用にペーパーや機器を特別に準備することは必要ありませんので、かかるコストを抑えることができます。
採点後は、合計点数だけではなく、小計の点数や、順位なども表示されます。解答用紙の中でどの部分がウィークポイントなのかが一見してわかり、成績が把握しやすくなります。点数のグラフ化もできるため、そのまま2者面談、3者面談に活用できるというメリットもあります。
システム環境が「クラウド型/オンプレ型」であることも特徴の一つです。
「クラウド型/オンプレ型」はブラウザで動作するためインストール不要で利用することができ、複数人の先生での採点・データ共有が可能です。学校単位・自治体単位での成績情報の蓄積閲覧が可能であることも特徴です。
導入実績 | 枚方市教育委員会、箕面市教育委員会、 広島市教育委員会、鴻巣市教育委員会 愛媛県教育委員会ほか |
実装形式 | ブラウザ、クラウド |
会社名 | 株式会社シンプルエデュケーション |
設立 | 平成31年4月26日 |
所在地 | 東京都千代田区麹町2-1 PMO半蔵門ビル2F |
電話番号 | 03-6380-8404 |
最新情報
日本マイクロソフトは、2022年12月12日(月)、GIGAスクール構想で整備されたIT環境の活用で学校現場に蓄積されている様々な教育データの利活用における、マイクロソフトのテクノロジと取り組み、事例をご紹介する報道関係者向け説明会を実施しました。
導入前の お試し |
料金 | 弱点対策 テスト作成 |
自動採点 |
有料 | 要問合せ | 手動 | 〇 |
解答用紙は問題数の多さや場合によっては、A3用紙になってしまうこともあります。しかし、EdLogクリップ採点支援システムが取り扱っているテスト採点支援ソリューション用のカラーマルチライタ600Fを使えば、A3サイズの用紙をカラー印刷でスキャンすることが可能です。
別売りになりますが、EdLogクリップクラウド連携パックというソフトを使用することで、解答用紙やその解答の解説までを一括して管理することができます。
今後の生徒への指導の参考にしやすく、また、生徒や保護者に渡したり、面談の時の資料にもできるので便利です。
各々のテスト用紙の中にある同じ設問ごとに表示させ、採点がしやすいように工夫されたクリップ採点がポイントです。その部分だけ留めるのでクリップ採点といい、設問ごとに串に刺したようにして採点できます。
2017年設立の株式会社EdLogが開発した試験を採点する再利用するソフトウェアの採点支援システムです。
長年変わらなかったワープロやパソコン、手書きなどで試験問題を作り、試験が終わって先生が目で見て手で採点、その後成績を別のところに書くという一連の流れは崩しません。その流れの中で、採点と成績の部分をデジタルにすることで効率化を図ることが特徴です。効率が良くなることに加えて、採点の間違いや転記することで生じる間違いを減らしています。
導入実績 | 富山大学教育学部附属中学校、西宮市教育委員会、 八戸市教育委員会、学校法人四條畷学園ほか |
実装形式 | インストール |
会社名 | 日本電気株式会社 |
設立 | 1899年(明治32年)7月17日 |
所在地 | 東京都港区芝五丁目7番1号 |
電話番号 | 03-3454-1111 |
最新情報
これにより、新たにセンサを設置することなく、建設工事に伴って周辺の地域で発生する振動状況を広範囲かつリアルタイムに把握しながらの施工が期待できます。
BostonGene Japanは、がんゲノム検査BostonGene Tumor Portrait(TM) Testsなど、BostonGene社の高度な分子テクノロジーと先進の計算アルゴリズムを活用し、新たな治療方法の開発と検証を加速します。
国際的に高い評価を得ている伝統工芸の漆器がもつ漆特有の漆黒を表現出来る「NeCycle®」の特性を活かし、意匠性に優れ高級感ある外観を演出した化粧品容器を実現しています。
導入前の お試し |
料金 | 弱点対策 テスト作成 |
自動採点 |
無料 | 要問合せ | 手動 | 〇 |
導入が決定した場合は運用について採点ナビの経験豊かな専任のスタッフが立ち合い、説明してくれます。会社は東京の八王子市にありますが、全国各地どこでも訪問して対応してもらえます。実際に機器を持っていき、目の前で操作しながら説明を受けることができます。
また、入試の採点の時には、採点現場に来てもらって指導を受けられるので、不明点をその場で質問できます。平日はもちろんのこと、土日や祝日でも電話対応を行っていますので、土曜日に課外授業を行っている学校でも対応はバッチリです。
公立学校の入試試験や国家試験の採点にも採用され、25年継続している経験からあらゆる試験に対応しています。マークシートだけの試験でも、マークシートと記述を組み合わせた試験でも、記述解答だけの試験でも導入できます。
ただし、記述解答にはそれ専用のソフトが必要にはなってきますので、購入しなければなりません。
新しいシステムを検討するときの大きな問題は価格になってきます。採点ナビが販売しているものは、課金制ではなく、買取かリース扱いになります。マークシートを読み取る機械であるOMRの単品か、マークシート以外でも画像も読み取れるOMR(光学式マーク読取装置)は、記述式解答用紙の採点用ソフトと組み合わせて購入することで、記述問題もデジタル化が可能です。
しかし、リースを検討する場合、採点ナビの会社がリース扱い業務をしていないので、リース会社を通しての契約あるいは、リース会社を紹介され、そこと契約を結ぶ形になります。
四半世紀の実働の中で、延べ300校の高校と大学の試験の採点で採用され、1,000人以上の先生が実際に取り扱っています。独自開発のシステムを購入するときちんと人がサポートしてくれ、普通紙で作業できるのでコスト的にも安心です。
採点は、何人もの先生が同時に採点をできる仕組みになっているので、分業も可能で効率がアップします。自動解析で問題を解析してくれるので、デジタル化することで、解答結果を分析後にデータとして保存していくことができます。(2020年10月時点、公式HPより)
導入実績 | 巣鴨中学校・高等学校、浅野中学校・高等学校、 聖光学院中学校・高等学校、上野学園中学校・高等学校ほか |
実装形式 | インストール/クラウド |
会社名 | 株式会社教育ソフトウェア |
設立 | 平成3年11月1日 |
所在地 | 東京都八王子市横山町10-2 八王子SIAビル |
電話番号 | 042-649-9600 |
最新情報
2023年4月現在、公式サイトの新着情報は見つかりませんでした。
自動採点や解凍後の一覧表示で時間短縮
選択問題の自動採点や、記述問題の一覧表示で採点を大きく時間短縮できるシステムです。これまで使っていた教材でもAI搭載のOCR機能で取り込むことができます。
40年の販売実績からのシステム
採点ミスが少ないシステムを販売実績やメンテナンス状況から導き出して、システムの改良を行なっています。たくさんのサポートプログラムを持っていて、どんな状況でも迅速に対応しています。
教育現場の最新情報を集めデータ化
独自の強いネットワークを持ち、教育現場の最新の情報を集め、データ化を行なったりしています。教育現場の先生たちにとって必要な情報と処理能力を提供しています。
25年間で約5,000件の実績あり
25年間でユーザー数、約5,000件という販売実績があり、教育機関への導入実績は約200校(2020年9月時点)。入試等で主に利用されています。それぞれのニーズに合わせたシステム開発も可能です。
採点は速さと
セキュリティーで処理
採点の速さと、高いセキュリティー対策が特徴です。これまでのノウハウを蓄積し、クオリティの向上に努めています。採点は2度行い、ミスのない結果報告を心がけています。
手書きの答案でも
自動採点可能
高額な機器や専用紙、マークシートがなくてもデータを送れば採点してくれるシステムを提供しています。データチェックや制度の高い採点や集計を行なっています。
学校専門で
長年サポートしている
学校専門で教育現場に長年携わりこれまでに多くの業務改善やシステム開発も行なっています。独自の自動採点システムはネットを活用したものなど、新たな取り組みも行なっています。
クラウドを利用した
採点システム
Dropboxなどのクラウドシステムを利用したアプリケーションで、スマホやタブレットを用いてどこででも採点ができるようになっています。従来のマークシート採点システムも充実しています。
採点業務以外にも
様々な業務行う
マークシートの種類が豊富で、採点業務の委託やその他幅広いソリューションサービスも提供しています。世界有数のOMRメーカーScantron社との強い関係を持つ、日本総代理店です。
採点後のデジタル
ドリルで弱点強化
デジタルドリルによって、授業の復習にもなり、弱点の強化等にもつながります。採点システムと集計などのデータを活用することによって、集計等の作業の削減と指導に必要なデータの取得ができるようになっています。
AIが全てやってくれる
採点システム
AIで自動採点を行うことによって、時間の短縮と多くの分析が同時にできます。難しい設定や専門的な知識がなくても誰でも操作できるように設定され、多くの情報を収集できる採点システムになっています。
専用機器なしで
採点可能システム
専用スキャナーも必要なく、用紙も専用のものは一切必要ない採点システムです。自作の答案用紙をデータ化するだけで、採点可能になります。複雑な設定もなくマウスひとつで操作ができるようになっています。
400名の採点スタッフが在籍する
問題を難易度に応じて担当を分け採点業務を行っています。採点業務のコスト削減と時間と納期の短縮になっています。国内と中国に採点スタッフを採用しています。
先生の業務の負担を
減らすために
採点に使っていた時間を指導などに使うことができるようになるシステムを提供しています。集計結果等により今後の細かい指導や学力アップの学習ができ、職員の業務の負担も減らすことができます。
自動採点で一度に
200問をダブル採点
自動採点で簡単操作、専用のスキャナがなくても採点が一度に200問までできます。ダブルチェック機能で正確でミスが少ない採点が可能になっています。
豊富な技術でシステム開発と管理
31年前から今日までシステムの開発を行い、豊富な技術力で採点やデータ管理などを行なっています。システムの連携が可能になり、スリム化できます。システムの連携によって一括管理ができています。
簡単でシンプルな操作が選ばれる理由
専門的なものが必要ないことが、選ばれている大きな理由です。2,400校以上の学校に導入されていて(2019年2月1日時点)、低価格で使いやすさがあるシステムということがもう一つの理由になっています。
解答の難易度ランク
ごとに採点
採点基準を保つために、ベテランの教師によって難易度の高い問題の採点を行なってもらい、経験の浅い教師との問題のランク分けによって採点の効率化を図っています。
採点業務に携わった
経験と実績
これまで採点業務に携わった実績と経験により完成度の高いシステムを構築しています。利用する方が安心できるサポートを行なっています。
質の高い採点を行う
環境と採点者
100名のデジタル採点ができるスタッフが在籍し、100名が同時に同じ空間で作業をできる広い環境を用意しています。統一性がありミスを防ぐことができる体制を整えています。
採点結果・成績を
WEB上で簡単チェック
答案をデジタル化しWEB上で採点することで採点業務の効率化を図っています。またインターネット上から成績を閲覧できるサービスも提供。採点結果を気軽にチェックできるのもメリットです。さらに同社の採点・検査スタッフが複数名で答案を確認しているので、精密な採点業務に期待できます。
日本語学校特化型
採点システム
日本語学校などの日本語教育機関に特化した採点システムです。元日本語教師のエンジニアが製作に携わり、簡単かつ利便性に優れているのがメリット。シンプルで分かりやすいインターフェースだから、システムに慣れていない人でも安心して利用できます。試験・授業内容によって自由にカスタマイズできるのも便利でしょう。
AIによる記述式問題の採点
AIを使用することにより、記述式問題の採点が可能になった採点システムです。
キーワードや文章の一致、文章の正しさ・誤りなどのチェックも可能になっています。
問題設定データをシステムにアップロードしてから解答を送信すると即時に採点が行われます。
画像分割による高速・高精度な採点システム
ジェットの電子採点システムは単問単位で画像の分割が行える採点システムです。
元画像との紐づきがあるため、分割した画像をそれぞれの採点者が採点を行ったあと元に戻すことが可能です。
その他にも豊富な経験を活かした、採点業務を支援する機能が搭載されています。
すべての機能を搭載したオールインワンのシステム
単元テストを実施しWebで回答を入力すると採点結果が表示されるWeb採点機能の搭載はもちろん、テスト・宿題プリントの自動作成や個別カリキュラムの自動作成、映像授業など、授業運営に必要な機能をすべて網羅。
入退室メールや学習資料印刷などのコミュニケーション機能も備わっています。
採点だけでなくアンケートにも対応可能
マークシート式・記述式に対応しているクラウドサービスの採点システムです。チェックメイツには、試験採点入力モデルとアンケート集計モデルがあります。採点だけでなくアンケートにも対応可能です。
製品はハーフパッケージで提供されています。したがって、ニーズに合わせて機能を搭載することができます。柔軟性の高い採点システムといえるでしょう。
回答欄を自由に作成できる
ワードやエクセルで作った解答欄を専用シートへの印刷するため、自由に解答欄を作成できます。
回答が一文字の場合は手書き文字を自動採点し、合計得点の集計だけでなく分野別得点データの出力も可能です。
手軽に導入できる
YouMark Personalはパソコンと複合機があれば、簡単に導入できるデジタル採点システムです。
Web上で採点ができるので、場所を選ばずいつでもどこでも採点ができます。機能も充実しており、採点の時間短縮・作業効率アップが目指せるでしょう。
AIによって精度と効率を向上
BasicMarkerは日本全国の教育機関で導入されており、小テストや宿題チェックといった小ロットの処理に向いているシステムです。低コストで事前設定も不要。手軽に導入することができます。AIによって採点の精度向上と効率化を図ることができるでしょう。
児童生徒に対して1人1台のコンピュータと高速ネットワークを整備する計画が、GIGAスクール構想。教師が授業中の児童生徒一人ひとりの反応をチェックできる、児童生徒それぞれに応じた個別学習ができるといった利点があります。
GIGAスクール構想によりコンピュータやネットワークの運用を開始するとなると、ITの知識がある教員に負担がかかると予想されます。そうならないために、ICT環境整備の設計や使用マニュアルの作成などを行う「GIGAスクールサポーター」の活用をはじめ負担軽減のための対策を行いましょう。
GIGAスクール構想の推進で生徒に端末とIDを与える際には、パスワード管理を徹底しましょう。児童生徒の発達段階に応じて、パスワードを忘れたり漏洩したりしたらどうなるのか、管理がなぜ大切なのかといったことの指導が必要です。
採点を効率化するために、問題の順番や生徒の順番を変えるなど様々な方法があります。 採点システムを導入する具体的な流れについて解説します。
デジタル採点システムについて知っておくべき点が多々あります。便利なものだとの認識は間違いではありませんが、気を付けるべき点がいくつかあるので覚えておきましょう。
デジタル採点システムの種類もまた多々ありますので、どのデジタル採点システムを選ぶのかを考えなければなりません。ポイントとなるのはデジタル採点システム単体で考えるのではなく、入力装置と併せて考えることです。
デジタル採点システムを導入するにあたって、いくつか注意点があります。まず考慮しなければならないのは、デジタル採点システムの特徴を把握する点です。読み取り面でミスをしてしまう可能性を踏まえての運用が求められます。
デジタル採点システムを活用することで、業務効率化をもたらします。まだまだ「すべての問題の採点」が難しいデジタル採点システムではありますが、デジタル採点システムが行える部分は、デジタル採点システムに任せた方がスピード感がありますので、デジタル採点システムと「分業」することで、効率的な採点が可能になります。
デジタル採点システムには、メリットもあればデメリットもあります。どちらかだけを考えるのではなく、双方を踏まえて採用するのか、どのデジタル採点システムを導入するのかを検討する必要があります。そのため、メリット・デメリットそれぞれを把握することが求められます。
OCRとOMRはどちらも文書を読み取る装置ですが、文字を読み取るのがOCR、マークを読み取るのがOMRです。OCRの方が精度では劣りますが、最近は誤読が少ない装置も開発されています。OMRとOCRの違いを踏まえて、必要な装置を使用しましょう。
記述式にも対応できるデジタル採点システムは、多くの学校で採用されています。大学入試や試験団体向けのシステムも登場しているほどです。受験者一人ひとりの答案用紙を採点してパンチ入力し、整合性を確認するという作業は口でいうほど簡単ではありません。
記述デジタル採点システムなら、答案用紙をスキャンし、ブラウザで答案用紙画像を見ながら、採点、得点化ができるため、工程の削減につながり、効率化が期待できます。マークシート方式と記述問題が混在、数学のような過程を記述する問題、小論文でも対応できるのも便利です。